CCA Tote - 2025 Edition (A)

モントリオールの建築ミュージアム「CCA（Canadian Centre for Architecture）」によるトートバッグ。

「CCAのトートバッグを生産することは、私たちにとって特別なことなのです。なぜならまず第一に、このオーダーはこれまででもっとも大口の発注だったから。もし私たちが国産コットンを生産していたなら、あるいは加工しようとでも言っていたら、得ていたであろう雇用、それを取り戻す機会を与えられたようなものです。」
— ボビー・コラデ（Bobby Kolade）（「ブジガヒル（BUZIGAHILL）」創設者、クリエイティブディレクター、ファッションデザイナー）

ウガンダの首都、カンパラを拠点とする「ブジガヒル」は、「Return to Sender」と呼ばれる大胆で挑戦的、そして反抗的なプロセスを用いているファッションブランドであり、主にアジアの古着をリデザインし、北半球の原産地へ再度流通させる活動を行っています。この考えは、古着サプライチェーンの末端に留まることを拒否し、かつて隆盛を誇ったウガンダの繊維・衣料産業を再建したいという情熱に後押しされており、ウガンダの繊維産業における衣服の過剰生産の影響に直接的に呼応した動きであり、アート、ファッション、施策という分野をまたぎ、世界規模で対話を行うべく実践しています。

このコラボレーションは、「ブジガヒル」がデッドストックの生地と無駄のない「リーン生産方式」に取り組む初めての試みであり、北半球における過剰消費の影響など、差し迫った環境問題、社会問題に向き合おうとする関心を持つもの同士で有意義な対話を行いたいというCCAによるかねてからの継続的な願いでもあります。 

その都度入手可能な生地を用いて生産されているため、多くのバッグは一点ものです。

サイズ: 385 (±5) x 295 (±5) x 80mm
内ポケット: 160 x 190 mm
持ち手: 50 x 640 mm
刊行年: 2025
出版: CCA, BUZIGAHILL