Bruno Munari: Square, Circle, Triangle
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1960年代初頭、イタリアのデザイナー、ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)は、基本的な幾何学形態をテーマにした視覚的研究シリーズを発表しました。まず『円(Circle)』と『四角形(Square)』が刊行され、その約10年後に『三角形(Triangle)』が続きました。
ムナーリは、古代ギリシャや古代エジプトの事例から、バックミンスター・フラー(Buckminster Fuller)、ル・コルビュジエ(Le Corbusier)、アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)の作品に至るまで、多様な実例を参照しながら、これらの図形が持つ象徴的・機能的な特性を考察しています。
円は神聖さや完全性を想起させる形として、四角形は安全性や囲われた空間を示す形として、そして三角形は要素同士を結びつける動的な形として解釈されています。
本書では、この3冊が1冊にまとめられています。ムナーリは豊富な図版と簡潔な考察を通じて、幾何学形態を単なるデザイン上の要素としてではなく、人類の歴史や文化、自然界に深く根ざした普遍的な構造として読み解いていきます。
歴史学、人類学、デザイン、自然科学を横断する内容によって構成された本書は、ムナーリならではの知的好奇心と観察眼が凝縮された、小さな百科事典となっています
ページ: 288
サイズ: 150 x 150 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2026
出版: Corraini Edizioni