風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024
風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024
風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024
風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024
風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024
風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024
風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024
風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024

風の目たち / The Eyes of the Wind Pocket Tour Book 2022―2024

Floating Alps
$22.00 USD

本書は2022年から2024年にかけ、ジョージア、日本、トルコ、ギリシャ、アルメニア、5カ国を巡り開催してきた移動型のパブリックアートプロジェクト「風の目たち」の旅の軌跡を明らかにすると共に、作品を起点に街歩きを楽しむためことができるポケットツアーブックです。

プロジェクトの企画者/ディレクターであり、著者として本書を手がけるのは、異分野の専門家や組織との協働を通じて、社会と芸術の新たな関係構築や価値創造に取り組むキュレーター/アーティストの吉田山。

「風の目たち」は、芸術活動の縮小、自粛を余儀なくされ、海外渡航が制限されたコロナ禍を経て、吉田山が2022年から2024年にかけて各地の「窓辺」を巡り開催してきた、アーティスト総勢64名による移動型のパブリックアートプロジェクトです。「風の目」というプロジェクト名は「窓」の対訳である「window」が「vindr(wind)+ auga(eye)」という古代北欧語「vindauga」に由来するもの。移動を前提に、作品の最小単位として「高さ5×幅5×奥行き5センチメートル以内」という制約を設け、各アーティストに作品の制作を依頼。製作された作品を、アーティストたちの「目」として持ち運び、展示すべき「窓辺」を探し、土地から土地へ、移動を続けてきました。街の景色に直結するそれぞれの「窓辺」はパブリックとプライベートの境界をまたぎ、外から鑑賞可能なパブリックアートとして街に根付いていきます。バックパッカーのように各地を巡り、極小のパブリックアートの設置の旅。世界にあるいくつかの窓辺で、ひっそりと小さなパブリックアートを設置する試みとして、誰かの家の、あるいは街角の窓辺から最後の作品が撤去される日まで、「風の目たち」は恒久的に続いていきます。

また、本書ではAR(拡張現実)の技術を活用し、「風の目たち」の作品と巡る国々の映像記録や3Dスキャンされた作品の記録が本に綴じられています。AR対応の地図ページでQRコードを読み取り、スマートフォンを地図にかざすと、画面上には地図に付随する旅の断片的記録が表示されます。

参加アーティスト

2022:青柳菜摘、新井浩太、藤生恭平、星拳五、細井美裕、柿坪満実子、河野未彩、小林絵里佳、小松千倫、水戸部七絵、太田琢人、志賀耕太、敷地理、庄司朝美、竹久直樹、田沼利規、立石従寛、時吉あきな、やんツー、前場穂子、フランチェスカ・クロッティ、ヌツァ・エセブア、エレーネ・ガブリチゼ、マリアム・カランダゼ、アナ・ケゼリ、ソフォ・コビゼ、ニノ・サカンデリゼ、ニヌツァ・シャトベラシュヴィリ、レベッカ・アナ・アイミー・ストゥレマー、サンドロ・スラベリゼ

2023:Ahmed Mannan、淺井裕介、BIEN、藤生恭平、布施琳太郎、堀裕貴、市原えつこ、石毛健太、石崎朝子、木村和希、岸本望、近藤尚、松田瑞季、メグ忍者、寺内大登、トモトシ、築山礁太、羽香、山川陸、米澤柊、吉田山

2024:藤生恭平、福島周平、福留麻里、林奈緒子、板垣竜馬、下山健太郎、小宮りさ麻吏奈、松原元、宮原嵩広、百瀬文、大西康明、須賀悠介、竹内公太、田岡美紗子、The Goodwiller、時里充

ページ: 320
サイズ: 120 × 182 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 日本語、英語、ジョージア語、トルコ語、ギリシャ語、アルメニア語
刊行年: 2025
出版: Floating Alps